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Home > リレーエッセイ > relevos.36〜40

 relevos.36〜40

relevos(リレーエッセイ)は、気ままに連鎖します。
当財団は口をはさめません。


 relevos.36 米谷 実   「夏の終わりに…」

 最初は簡単な気持ちで受けてしまったリレーエッセイ・・・人の気持ちは時として変わるものです。あの頃のように「純粋な気持ちで書けると良いな〜」っと思い出しながら書きたいと思います。
3年ぐらい前からずっとはまっている事があります。それはインターネットを使ったネットのゲームです。世界中の人や全国の人が同時にプレイするゲームはまるで現実世界のようにいろいろな人がいます。やな人も居ればいい人も居る、楽しい時もあれば傷つく事もある。でも私はこんなネットゲームをまだ好きでいられます。
楽しいから人にやってみれば、なんてとても薦められないけど・・・ネットゲームを知らない人に少しでも解かって貰える様に書きたいと思います。
ネットゲームをするにはまずはインターネットに繋がなければいけません、パソコンもないといけないと思うし、電話代もいつもよりかかるしいろいろと予算がかさみます。でもそれ以上にひとそれぞれ得られる何かがあると私は思います。
ネットゲームには少人数の2人ぐらいでするものから大人数の数千人単位でやるものがあります。私が好んでやるのもは大人数の数千人単位でやるのものです。ネットゲームには現実世界ではない出会いが毎日のようにあります、それは毎日が会社の往復で終わってしまう私には凄く新鮮な世界でした。仕事を終わってご飯、お風呂を済ませ寝るまでの時間、ネットゲームをするのが私の毎日の楽しみでした。今日はどんな出会いがあるのだろう・・・わくわくしながらPCを立ち上げる私はまるで子供のようです。始めたばかりで右も左もわからない私にいろいろ親切にゲームの事を教えてくれる人、他愛のない雑談でみんなに笑いをくれる人、強敵と戦うために共にがんばった仲間、いろいろな出会いがありました。
そのなかでも志の同じもの同士で一緒に冒険をして、苦労を共にして出来た仲間は私にとってかけがえのないものです。そんな仲間達と現実世界で会う機会も少なくありません。北は北海道から南は沖縄まで、ゲームによってはアメリカや韓国、などの外国まで、ふと思う事があります現実世界で私はこの世の中の何人の人と出会えるのだろうか?東京に住んでいる私が生きている間に北海道の人や沖縄の人達と出会える機会があるのだろうか・・・いろんな人に出会って子供みたいだけど、日本って広かったんだなって思います。でもネットゲームをやっているとこんなにもみんなが身近に感じられる。ネットゲームって凄いな〜って思います。でもネットは所詮ネット・・・ネットをやってる自分は現実のもの、自分を見失ってはいけないと思う。
ネットゲームで良い人でも現実は解かりません、ほとんどの場合はその人の一面だけ見てる事が多いです。価値観も人それぞれ違うし、今まで積み重ねて来た物も違うと思う、現実とネットの狭間で苦悩する事もありました。それが良かったのか悪かったのは人それぞれ違うと思うけど、私は良かったと思っています。
自分を再確認して自分の悪いところは治して行こうって思えるからです。こんな私は今も元気にネットゲームをやっています、挫けないのが私の取り柄だから・・・
次回はネットゲームでいつも優しいワグナーさん、でもきっと現実では・・・いったいどんな人なんでしょう。ネットゲームじゃ解からない一面も見せてくださいね。


米谷さんは、こんな人…  relevos.35 黒沢光子
前回の執筆者、久留米さんを通して知り合った友人です。会社員で、プライヴェートは非常にゲーム好きです。普段は面白い話しかしないのですが、決して怒ることの無い、思慮深い方です。29歳と自分よりも年上ながら、学生のような見た目の若さもあわせもつすごい人物です。



 relevos.37 中村 一   「ネットゲーム」


 初めに、こういうものは初めてですので誤字・乱文かもしれませんのでご了承ください。米谷さんからリレーエッセイのバトンと渡されました中村一(HN)です。米谷さんのご紹介どおり自分はあるネットゲームで知り合い、仲良くしてもらっています。いろいろなにを書こうかと悩みましたが自分も今はまっているネットゲームのことを書こうと思います。
 ゲームの中の世界である人は敵と戦い、またある人は戦う人を助け、そして戦う事に興味が無い人は生産や商売などに精を出したり、ぼ〜〜っとしてる人達もいます。そしてネットゲームは匿名という事も有り、様々な人たちがいます。自分はもっぱら敵を倒したり品物を売って遊んでいるのですが、共闘を申し出る人や無言で助けてくれる人、商品を「手間賃込みで」と料金より多めに払う人や値段を値切る人、無口な人そしておしゃべりな人などいろんな人がいます。たまに自分より大人っぽい人が自分より年下で驚くこともあり、ちょっと恥ずかしいと思った事もあります。また相手の素性も判らないものなのですが簡単な相談・愚痴・良い意味でのたわいも無い会話など楽しめるものです。いろいろな相談にのってくれる自分より漢っぷりでカッコイイ女性のNさん、格闘技話題の友達Dさんなどいろいろな友達が出来ました。
 そして自分のネットゲームで知り合ったO君がいます。彼とは最初の頃は仲良くたわいもない会話などや相手に失礼がないようにと喋っていたのですが、親しくなるにつれて彼の本性が出始めました。(彼に言わせると自分が出始めたっと言っております)なにかとゲーム内で競い合い、勝ったら相手に自慢、負けたら悪口など、(またまた彼が言うにはお前もするじゃないかっと言っております。)誉めあい、そして貶しあい、またアホな会話をする友達・悪友・喧嘩友達というかわった友達が出来てしまいました。彼との決着がいつ付くのかわかりませんが長い目でまったり付き合いたいと思ってます。みんなとはネットゲームで知り合って1年経ちいろいろ迷惑かけたかもしれませんが(O君は迷惑を掛け合ってますが)これからも仲良く遊んでいきたいと思います。初めはネットゲームの事を書いてたのですがなにやら自分の友達紹介になってしまいました。ま、ネットゲームをしているといろいろな友達が出来るということで。へっぽこな文ですが読んでくださった方、有難うございました。


中村さんは、こんな人…  relevos.36 米谷実
ネットゲームでいつも優しいワグナーさん年齢は20代中盤?職業は接客業?所在地は盆地?どうやら甲府らしいです。なかなかプライバシーにうるさいワグナーさん、少しは正体を見せてくださいね。あと心よくエッセイを受けてくれてありがとうございます。ワグナーさんでエッセイが止まらない事を祈っています。



 relevos.38 竹本 真紀   「なんで柏?」

 青森から柏に移り住んで四年。
よく、「なんで柏なの?」ときかれる。
「なんで?」と言われても、様々な条件が重なってここにいる。
でもよくよく考えてみれば不思議な感じもする。
生まれたのは青森県八戸市だから八戸市に十八年間いた。
弘前大学に行くことにしたから弘前市に四年間いた。
自分なりにいろいろな理由や条件があってそれがベストな状態で実現されたのが柏だったのだろう。
住んでみればよいところで、後で柏市は青森県柏村と交友関係にあることもわかった。
よく取材をしてくださるふるさと柏の編集者さん二人とも八戸市出身だった。
「青森から来た」というのは、自分が思うよりはるかに周囲に強いインパクトを与えるらしく、実際、「竹本真紀」の名が覚えられなくても「青森の人」なんて呼ばれていた。そんなこんなしているうちに青森県から「青い森の特派員」なんて役職も与えられた。いざ、懇親会にいくと、音楽家やら社長やら教授やらはたまた日本画家の工藤甲人さんまでがいらした。食べ物は青森の特産物、乾杯は青森の酒じょっぱりで、BGMはねぶたやえんぶりのおはやし。異常なまでの「青森大好き!」会にあまり食べてないのにすっかりおなかいっぱい。
ただ、この「青い森特派員」は一体何をするのか?」という私の問いに青森県は「まだ制度ができたばかりでいろいろ検討中です。」とのこと。とりあえず、首都圏で活動している人が青森とかかわりをもつことによって、青森の文化向上や、青森のイメージアップにもつながるということが今掲げられる目的らしい。
先日、「柏にギャラリーをつくる!」と意気込んでいる青年に出会った。
柏で生活しているうちに「柏は文化が育ちにくい。」といった声をきくようになった。
青森県には美術館がなかった。八戸市には小さな美術館はあったが、一昨年、初めて現代美術の展覧会を開催した。(現代美術というカテゴリーももう新しくはないのだが。)
東京と青森では圧倒的に情報量が違う。興味のある人はよく知っていたりするが、雑誌を通してと実際みるのでは全く違う。
それが青森から出てきたばかりのころカルチャーショックだった。そんな不自由さを幼い頃から経験し、不自由ながらもそこに根をはり、活動しつづける美術家に学生時代に出会い、それでもそこを出て移り住んだ柏だが、柏も柏なりの不自由さをかかえていた。
それは徐々に柔らかに解消されていっている気はする。
美術作家として何ができるのか。大きなことはできなくても、自分の住む場所で作品を発表しつづけることに意味があるとわたしは思っている。


竹本さんは、こんな人…  relevos.0 栗俣佳代子
青森県からやってきた2?歳の彼女は念願のアーティスト生活(?)を千葉県の柏市で満喫している。朴訥とした人柄、風貌の彼女に、なぜかついつい声をかけてしまう人は少なくないだろう。そんな風貌とは裏腹に秘めた志をふつふつと抱いている。今後の彼女の活躍に乞うご期待!



 relevos.39 稲垣 洋介   「日本とはなんぞや」

 えー、上にタイトルとして偉そうに掲げてしまいましたが、さっぱり答えなど出ません。目に留めて下さった方がいましたらごめんなさい。
 ボクは日本画などを描いています。日本画が何か分かる人は少ないと思いますし、ボクも日本画とはこうだ! と自信を持って言えるかというと・・・言えません。「日本」という言葉が入っているから難しくなります。自分の絵についてなら好きに考え、好きに言えるのですが、ボクの絵は日本画なのですと言う以上、日本画とはなんだろう? ・・・そもそも日本って!? とよく考えてしまいます。でもボクは日本は大好きです。日本以外の国に行ったこともないのに言い切るのは変かもしれませんが。
 どの文化もそうかもしれませんが、西暦2003年の日本があれば、100年前の日本もあったわけですよね。さらに100年前の日本と、スタートがどこかはわかりませんがずっと昔まで。その時代ごとに生きていた人たちはいろんな日本の中で生きていたのでしょう。その時代の中には、過去も未来も考えず、ただその時代を必死に生きなければならなかった時もあったと思います。ですが過去や未来を考えようが考えまいがどちらにしても、その時代にいることには変わりない。そしてそのすべてが日本なんじゃないかな・・・というのが、ボクがよく考える日本です。だから難しくなってしまう。何が!? と思うかもしれませんが。つまり、日本はこうだ! と決めてしまうのが、ボク自身もったいないと思っているのではないかと思うんです。今の時代の中で、「日本的」とか「和」と言われるものは日本文化の歴史の中の、ある一時期のものだったりします。これまたどの文化でもそうでしょうが。例えば江戸時代。このイメージはボクも大好きです。でも、弥生時代のイメージも大好きなんです(ずいぶん時代がさかのぼりましたけど)。ある限定した時代やイメージだけで日本を決めてしまうのがもったいないから、日本を一言で言えないし、日本という言葉が入っている日本画についても、日本の画(絵)ってなんだ!? となってしまうわけです。日本に対するイメージと同じで日本画に対するイメージも、ある一時期のイメージが強くなることはけっして間違っていません。そして日本が変化していき、その日本に対するイメージがそれぞれであるように、日本画も変化していき、いろんなイメージがあっていいのではないかと。これがボクの考えです。もちろん、まったくボクの主観ですが。すこーしボクの好みを言うと、日本の各時代に生きる人がこだわってきた、「形」にはとても興味があります。いろいろな形を持った作品や家や道具が日本にはあるし、その形は今も生まれているのでしょう。時代やジャンルを超えて日本の特徴の一つと言えると思っています。いつか、そんな作品が作れるようになればな、と考えながら絵を描いています。
 次は、ボクの絵を見に来てくれて友達になった満永浩司さんです。科学者と聞いてびっくり。絵が好きらしく、おもしろい切り口からボクに絵の話しをしてくれます。次回はどんな話しをしてくれるのか・・・・


稲垣さんは、こんな人…  relevos.38 竹本真紀
彼は以前同じアパートに住んでいた25歳現役芸大大学院生です。やはり同じアパートに住んでいた今は亡き親切なおばさん三浦さんに二人ともかわいがってもらっていました。私が夜遅くアルバイトから帰るといつも部屋の電気がついていて、「まだ制作してるな。」なんてちょっとライバル心を燃やしたりしたものです。



 relevos.40 満永 浩司   「運命って変えられる?」


 自分は、研究者(科学者)になりたいので、毎日修行しております。しかし、修行と言っても、つらいものではありません。何せ、「知りたい」という欲求(ワクワク感)に身を任せ、毎日新しい発見に立ち会えるのですから。この、不思議に直面した時の「ワクワク感」は、幼い頃から衰えず今に至っています。
 そんな自分が研究対象としているのは「幹細胞」。この「幹細胞」って何でしょう?現在、世界中の科学者達がものすごい勢いで研究していて、その正体を暴こうとしています。普通の細胞に比べ、幹細胞は未熟な細胞です。そんな幹細胞の特徴は、「自己増殖能」および「多分化能」をもつことです。少し専門用語が出てきましたが、恐れることはありません。前者(自己増殖能)は、未熟な状態を保ちつつ、自分のコピーを作る能力があるということです。例えば、皮膚の幹細胞は、必要に応じ皮膚の未熟な細胞を増やし、新しい皮膚を作るための準備をします。皮膚があるところには、皮膚の細胞が存在し、新しい皮膚の細胞が生まれてきます。決して、皮膚以外の細胞は作られてこないのです。これは、全く当たり前の話ですが、自分はとても不思議に思います。どうやって自分らしさを常に保ち続けられるのか?本当に不思議です。
 次に後者(多分化能)です。これは、ある程度運命が決まっている幹細胞(未熟な細胞)が、別の種類の細胞になるということです。幹細胞の周りの環境が変われば、その幹細胞の運命が変わるのです。例えば、角膜(眼)の幹細胞は、将来角膜になるよう運命付けされています。しかし、角膜の幹細胞を眼の環境から離し、全く別の環境にさらすと角膜以外の細胞(毛、神経など)へと変貌を遂げるのです。自分は、この不思議にとても魅力を感じ、研究テーマとしました。 精子と卵の接触で始まる生命。どの細胞がどの部位に運ばれ、どんな性質を持ち合わせるかは、もうその時点である程度決まっているそうです。個々の細胞は、受精という早い時点である程度運命が決められているのに、環境が変わると元々の自分らしさを失い、新たな自分らしさを獲得します。このメカニズムを探るために、様々な研究が世界中でなされていますが、未だ見出せていません。
 これは、細胞レベルの話ですが、普段の生活にも似たところがあります。生活環境が変われば、以前の自分らしさを失い、新たな環境に合わせた自分が生まれてきます。自分は、毎日がマンネリ生活にならないように、(能動的に)環境を常に変化させ、いろんな自分にめぐり合っています(決して、多重人格ではありませんよ)。将来を変えてみようと思ったら、まずは簡単なところから、環境に変化をつけてみませんか?きっと、運命は変えられると思いますよ。細胞レベルでも運命が変わるのですから。
 ところで、次回は僕の友達のお姉さん、岩名真由子さんです。現在、日本庭園を造る仕事に携わっているパワフルな方です。あのエネルギーはどこから来るのだろう?。


満永さんは、こんな人…  relevos.39 稲垣洋介
満永くん、通称ミッチー。ボクの絵を見に来てくれたのがきっかけで友達になりました。彼は細胞の研究をしており、そしてその研究にはインスピレーションが大切だ! とのこと。だから絵も好きなんだそうです。友達になったのは実は最近。まだまだ彼のことは良く知らなかったりしますが、これからもいろんな話しを聞かせてほしい人です。東京在住の2?才。




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